テレビCMやネット広告、ドラッグストアで見かけるようになった「エクオール」。
なんだか更年期にいいものらしいですが、
よく分からないので調べてみました。
■大豆イソフラボンを摂っても意味が無い?
昔から更年期には大豆イソフラボンがいいよ、というのは知ってました。
イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをしてくれ、
更年期の症状をサポートしてくれるんですね。
大豆製品を食べると腸内でイソフラボンと反応してエクオールになります。
このエクオールが女性のサポート成分として働いてくれるんです。
なのでホルモンバランスの不調かなぁと思うと豆腐とか納豆とか食べるようにしてたんですが、
最近の研究で分かった事が…
なんと、日本人の2人に1人は大豆イソフラボンからエクオールを作れない!
エクオールを作ってくれる腸内細菌を持ってない人が日本人の半分居るらしいんです。
これってがんばって豆腐食べてても意味無いって事ですよね。
健康には良いですが、更年期を改善するぞ!と意気込んで食べてたのは意味がないとは…
そしてエクオールを作れる人も、通常の食生活では少量しか作れない上に
体内に蓄積されず1〜2日程で体外に排出されるとか。
という事は毎日大豆製品を食べ続けないといけないんですよねこれ。
■それならエクオールを直接摂っちゃいましょう!
腸内でエクオールが作れないのなら、大豆イソフラボンをエクオールにしてから
摂取してしまおうと商品化されていったんですね。
これなら体内でエクオールを作れない人でも摂取できます。
■商品によって特徴がいろいろ
エクオールの正体が大豆イソフラボンと分かったんですが、
エクオールを使ったたくさんのサプリがありますよねぇ。
どの商品も同じではなく、メーカーによって乳酸菌が入っていたりと特徴があります。
ピックアップして紹介してみます。
皆さんご存じ大手メーカーの大塚製薬さんが作った「エクエル」です。
このエクオールは乳酸菌で発酵させた大豆イソフラボンです。
大塚製薬が2002年に世界で始めてエクオールを作れる乳酸菌“ラクトコッカス20-92”を発見して研究して2014年に生まれたのが「エクオール」なんです。
エクエルは大豆を乳酸菌で発酵させて作っているので、
一般のサプリのように合成・抽出・濃縮などを行っていません。
成分としても大豆胚芽とほぼ同じなので大豆の恩恵をまるごと頂ける感じですね。
さすが大塚製薬。
大塚製薬の大豆製品と言えばSOYJOYが有名ですが、エクオールの研究も凄いんですね。
詳しくはこちら↓
大塚製薬エクオール公式サイト
このサプリは更年期専門ドクターと共同開発しており、
特徴は「ラクトビオン酸」を配合している事です。
ラクトビオン酸とは、難消化性オリゴ糖として腸内環境のケアに加えて
エクオールの働きをサポートする作用があります。
難消化性オリゴ糖は胃で消化されにくく90%以上が生きたまま大腸へ届きます。
腸内で善玉菌のエサとなり、整腸作用のサポートをしてくれます。
便秘が気になってる方にいいかも。
詳しくはこちら↓
【エクオール+ラクトビオン酸】
ノムダスが他の商品と違うのは、エクオール生産菌が入っている事です。
エクオールをサプリとして摂るのではなく、大豆抽出成分とエクオール生産菌を摂取して体内でエクオールを作ろうというもの。
これは他のサプリと違って斬新ですね。
またエクオール生産菌をサポートするためのEC-12乳酸菌を配合しています。
さらに食物繊維として、おおばこ種皮、
体内の余分な糖質やコレステロールなどを包み込んでくれる菊芋も配合。
和漢の成分と、エクオールを自然のま作り出せる体内環境緒を調えるサプリです。
詳しくはこちら↓
自然由来成で更年期をサポート【ノムダス】
エクオールにサポート成分が入っているサプリがいろいろあるので
自分に合ったものを選ぶようにしたいですね。